お知らせ
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2020.09.14
2020年ユース日本代表選手選考基準について
関係者各位
公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会
2020年ユース日本代表選手選考基準
1.権限の所在および決定の方法
ユース日本代表選手を選考する最終的な権限は、公益社団法人日本山岳・スポーツクライミン
グ協会(以下「当協会」という。)にある。派遣選手の選考は、以下の基準に基づき、強化委員会が
推薦し、常務理事会で承認することによって決定する。
2.選手選考方針および義務
・ユース日本代表として十分な実績を持つ選手および今後の活躍が期待される選手の中
から選考する。
・単種目または複数の種目で活躍が期待できる選手を最優先に強化委員会が推薦し選考
する。
・選考された選手は、当協会が定める規程やルールを遵守すること。
3.選考対象資格
(1) 2020年12月31日の時点で以下の年齢であること。・ユースBは、14歳または15歳であること。
・ユースAは、16歳または17歳であること。
・ジュニアは、18歳または19歳であること。
(2) 当協会登録選手規程に従い、A登録をしていること。
4.2020年ユース日本代表選手選考基準
①2020年国内選考大会等
a.日本ユース選手権リード競技大会2020(2020年10月10~12日:富山・南砺)
b.日本ユース選手権ボルダリング競技大会2020(開催日・開催場所未定)
c.以下の公認大会の各カテゴリー別ベストタイムランキング
【公認大会】
1.第2回スピードジャパンカップ(2020年2月22日:東京・昭島)
2.SPORT CLIMBING JAPAN TOUR 2020(10月3・4日:鳥取・倉吉、10月
24・25日:岩手・盛岡、11月7・8日:愛媛・西条)
※スピードJAPAN TOUR(以下JT)のみ、ユースBの選手も出場可能とする
(参加にはA登録が必要)。ただし、オープン参加となるため、JTランキング
対象外となる。
② リード、ボルダリング、スピード各単種目による選考
a.①aおよび①bについては、各年齢別グループ男女(以下、カテゴリーとする)において
優勝者を選考する。
b.①cについては、各カテゴリーのランキングにおいて最上位の選手を1名選考する。
加えて、以下の基準タイムを突破した選手のうち各カテゴリー最大2名を選考する。
【基準タイム】
ジュニア | ユースA | ユースB | |
男子 | 7.2秒 | 7.7秒 | 8.6秒 |
女子 | 10.5秒 | 10.6秒 | 10.8秒 |
c.2019 年ユース世界選手権(イタリア・アルコ)大会およびアジアユース選手権(インド・バン
ガロール)大会において優勝した者(別紙参照)。
d.各種目において、c.を含む同一選手が選ばれた場合には、複合ポイント(③)の最上位者
を繰上げ選考する。
③ 複合(リード・ボルダリング)による選考
a. 複合ポイント(①a、b の順位の乗算を複合ポイントとする)より、②で選考された選手を除い
た最上位者を選考する。
b. ポイントが同ポイントの場合は、その選手同士の順位を比べ、より高い順位を有する選手
を上位とする。
【例】
選手 | ボルダリング | リード |
選手A | 2位 | 6位 |
選手B | 4位 | 3位 |
が順位は上となる。
c. 上記の各種目の順位でも優劣がつかない場合は、2019 年度の国際大会、2019 年国
内選考大会等、2020 年第15 回ボルダリングジャパンカップ、第2 回スピードジャ
パンカップおよび第33 回リードジャパンカップの実績等を勘案して強化委員会が
薦し、常務理事会で決定する。
④ 公表時期
各選考大会終了後2 週間以内に協会ホームページにて発表する。
6.その他
・IFSC ルールが変更された場合および大会要項の変更があった場合には、選手選考基準も
準じて改定をおこなう。
・国際競技大会が開催される場合は、外務省海外安全情報や在外公館のホームぺージ、
JMSCA日本代表チームの活動再開ガイドライン等を利用して、派遣先(国・地域)の国
際情勢の変化や動向(感染症流行等)を注視し、危険度・危機情報を把握したうえ、強
化委員会で協議し、派遣規模を縮小または派遣を中止する場合がある。
・国際競技大会が開催されない、もしくは派遣が難しい場合は、国内強化合宿や練習会等
を通して来年度に向けた強化を図る。
〈別 紙〉 参考資料
2020 年1 月1 日現在
2019 年世界ユース選手権大会(イタリア・アルコ)および
2019 年アジアユース選手権大会(インド・バンガロール)優勝者一覧
2019 年アジアユース選手権大会(インド・バンガロール)優勝者一覧
IFSC 枠保有選手:2020 年1 月1 日時点でのユースの世界選手権大会の優勝者
「2019 年度 世界ユース選手権大会(イタリア・アルコ)」
・西田秀聖(リード優勝)
・関口準太(リード優勝)
・百合草碧皇(ボルダリング優勝)
「2019 年度 アジアユース選手権大会(インド・バンガロール)」
【男子】
・川又玲瑛(リード・ボルダリング優勝)
・吉田智音(リード優勝)
・関口準太(ボルダリング優勝)
【女子】
・中川瑠(リード・ボルダリング優勝)
・樋口結花(リード優勝)
・菊地咲希(リード優勝)
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