お知らせ
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1. 権限の所在及び決定の方法
世界選手権モスクワ大会(ロシア・モスクワ、9月開催予定)に派遣する日本代表選手を選考する最終的な権限は公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(以下「当協会」という。)にある。派遣選手の選考は、以下の基準に基づき、強化委員会が推薦し、常務理事会で承認することによって決定する。
2. 本大会における目標
(1) 全種目において金メダルを含む複数メダルを獲得する。
(2) IFSC枠を獲得し、次大会も含めより多くの日本選手が世界で活躍できる機会を創り出す。
3. 本大会への参加種目と選手選考基準
(1) 参加種目
リード、ボルダリング、スピードの各単種目 ※コンバインド種目は現時点で未定
(2) 選考方針
a. パリ2024オリンピック大会で実施されるコンバインド種目(ボルダリングとリードの複合)と
スピード種目でのメダル獲得が期待できる選手を選考する。
b. 単種目での優勝が期待できる選手を選考する。
(3) 本大会への派遣のための必要条件
a. 2021年12月31日までに16歳に達していること
b. 当協会登録選手規程に従いA登録をしていること
(4) 本大会の選考大会
a. 第16回ボルダリングジャパンカップ(2021年1月30-31日、東京都世田谷区)
b. 第34回リードジャパンカップ(2021年3月26-28日、千葉県印西市)
c. 第3回スピードジャパンカップ(2021年3月6日、京都府亀岡市)
※2021年選手派遣標準タイムについては、IFSCまたはJMSCAが主催・共催・公認する
スピード種目の大会を対象とする(2021年1月から7月までの期間の大会)
d. 第4回コンバインドジャパンカップ(2021年6月開催予定)
(5) 派遣優先順と派遣選考基準
a. リード種目とボルダリング種目
参加 優先順 | 日本代表選手区分及び選考基準 | 選出予定人数 | 備考 |
1 | 東京オリンピックメダル獲得選手 (リード種目とボルダリング種目の両種目が対象) | 男女最大各2名 | 東京オリンピック終了まで全種目に優先的に派遣する |
2 | IFSC枠保有選手 (該当種目に限る) | 選考基準の該当となった選手数 | 別紙参照 |
3 | コンバインドジャパンカップの上位選手(リード種目とボルダリング種目の両種目が対象) | 優先順1と3の選出数を合計して最大男女各4名となるまで選出する | ただし、2019年世界選手権大会八王子大会の際と同様にコンバインド種目の枠が単種目の枠とは別に追加された場合はさらに追加で選出する |
4 | リードジャパンカップおよびボルダリングジャパンカップの上位選手(該当種目に限る) | 派遣最大数を満たすまで選出する 男女各1名程度 | 国内選考大会の上位成績者から優先的に各大会の派遣最大数まで選出する |
b.スピード種目
参加 優先順 | 日本代表選手区分及び選考基準 | 選出予定人数 | 備考 |
1 | 021年の国内選考大会等において派遣標準タイムである男子6.100秒以内、女子8.600秒以内の記録を出した選手を派遣候補選手として選出する | 選考基準を突破した選手から派遣最大数を満たすまで選出する | |
2 | 個人最高記録の上位者から優先的に派遣する |
(6) IFSC枠保有選手及び国別枠について
a. IFSC枠保有選手(別紙)
世界選手権大会2019(東京都八王子市)において優勝した選手(該当種目に限る)
b. 国別枠
各種目の各カテゴリーにおいて各国で男女最大5名ずつ。(IFSCルールより)
c. チーム構成、予算、安全面等の状況を総合的に判断し、多数の派遣が困難な大会については
IFSCルール に記載されているa・bの基準の派遣枠よりも少ない選手数を派遣する場合がある。
4. その他
(1) IFSCルール等が変更された場合及び大会要項の変更があった場合には、選手選考基準も準じて改定をおこなう。
(2) 選手への渡航費や宿泊費等の補助の詳細については、派遣選手決定後に選手へ通知する。
(3) 本大会の新型コロナ感染症対策等は4.(2)が決定と同時期に詳細な内容をガイドラインとして連絡する。
(4) 新型コロナウイルス感染症等による大会の延期になった場合及び国内選考大会が予定通りに実施できなかった場合には可能な限り早急に特別措置を公表した上で派遣対象選手を決定する。
〈別 紙〉 参考資料
1. ボルダリング種目
男子 楢